私は全く体育会系ではないので、
運動会、球技大会、持久走大会、etc
その他諸々の学校行事が苦痛で仕方がなかったのですが、
そんな中、たまに文系が活躍できる「大会」とか「発表会」
なんかがあったりすると、それはもう目が輝いてしまいます※
※合唱コンとかピアノの発表会、コミケ等がこれに相当します。
そんな中、先日小学生の子供がとあるプリントを持ち帰ってきました。
それは「Känguru der Mathematik 2018(マス・カンガルー2018)」開催のお知らせ…!
そんな大会があることも全く知らなかったのですが、
プリントの情報によると、このマス・カンガルーというのは
1978年にオーストラリアで誕生した算数大会だそうで、
二人のフランス人数学教師が自国に持ち帰り、
ヨーロッパで広まったイベントなのだそうです。
なんでも、最初に開催された国、オーストラリアに敬意を表して
カンガルーの名がつけられたのだとか。
1994年には"Kangourou sans frontieres"(国境なきカンガルー)協会が
パリに事務所を置き、ドイツではベルリンのフンボルト大学内に事務所があるそうです。
何処の国も開催日は同じ、
毎年三月第三週目の木曜日と決まっているそうですが、
出される問題は何処の国でも大体似たようなものと書いてあるので、
少しは差があるのかもしれません。
このマス・カンガルーは段々と人気が出てきており、
去年はなんと90万6千人の子供たちが参加したそうです。
(以上、全て学校のプリントから得た情報です^^;)
出題は、3&4年生向けの問題、5&6年生向けの問題と
2学年まとめて同じテストが用意されているようですが、
私の子供の通っている小学校(普通の公立です)は
算数・理科に力を入れているので、
2年生の子にも「出てみない?」と薦めているそうです。
はてさて、どんな問題を出すのだろうと思って
「カンガルー、数学」で検索をしてみたところ、
こんなウェブサイトが見つかりました。
マス・カンガルー
しかも親切なことに、10年分の過去問も
インターネットで閲覧出来るようになっているので、
大会に向けて準備をしたい子は、
過去問をダウンロード出来るようになっているんですね~!
試しに、2017年の過去問(3・4年生向け)を見てみたところ…
ぶ、文章題の比率が高い…!
これは算数の問題というより、ドイツ語力が試されてるなと感じました。
例えば、こんな問題が出るようです。
Q:図工の時間に、クラスの皆が鉛筆を削りました。
鉛筆の数は合わせて39本です。
クラスの8人は1本ずつ削り、5人は3本ずつ、残りのクラスメイトは
2本ずつ削りました。さて、このクラスの生徒の数は何名でしょう?
A) 21人
B) 23人
C) 24人
D) 27人
E) 31人
他には、立方体の展開図や空間認識能力を試す問いなど、
算数というよりもIQテストのような問題もありました。
担任の先生は「難しいから一問も解けなくても落ち込まなくていいよ^^」
と参加する子供たちに言い聞かせているそうですが、
やるからにはちょっとは準備したい(させたい…!)
というわけで、毎晩寝る前にタブレットで過去問を漁って、
どれが解けるかな、分からなかったらどう説明しようか…
なんて考えを巡らせています。
この年になって毎晩ドイツ語で
算数の文章題をやることになるとは思いませんでしたが、
来たる3月15日の算数コンペまで頑張りたいと思います^^;)
平昌オリンピックもベルリン国際映画祭の映画も観ていませんが
アツい2月、3月になりそうです!
運動会、球技大会、持久走大会、etc
その他諸々の学校行事が苦痛で仕方がなかったのですが、
そんな中、たまに文系が活躍できる「大会」とか「発表会」
なんかがあったりすると、それはもう目が輝いてしまいます※
※合唱コンとかピアノの発表会、コミケ等がこれに相当します。
そんな中、先日小学生の子供がとあるプリントを持ち帰ってきました。
それは「Känguru der Mathematik 2018(マス・カンガルー2018)」開催のお知らせ…!
そんな大会があることも全く知らなかったのですが、
プリントの情報によると、このマス・カンガルーというのは
1978年にオーストラリアで誕生した算数大会だそうで、
二人のフランス人数学教師が自国に持ち帰り、
ヨーロッパで広まったイベントなのだそうです。
なんでも、最初に開催された国、オーストラリアに敬意を表して
カンガルーの名がつけられたのだとか。
1994年には"Kangourou sans frontieres"(国境なきカンガルー)協会が
パリに事務所を置き、ドイツではベルリンのフンボルト大学内に事務所があるそうです。
何処の国も開催日は同じ、
毎年三月第三週目の木曜日と決まっているそうですが、
出される問題は何処の国でも大体似たようなものと書いてあるので、
少しは差があるのかもしれません。
このマス・カンガルーは段々と人気が出てきており、
去年はなんと90万6千人の子供たちが参加したそうです。
(以上、全て学校のプリントから得た情報です^^;)
出題は、3&4年生向けの問題、5&6年生向けの問題と
2学年まとめて同じテストが用意されているようですが、
私の子供の通っている小学校(普通の公立です)は
算数・理科に力を入れているので、
2年生の子にも「出てみない?」と薦めているそうです。
はてさて、どんな問題を出すのだろうと思って
「カンガルー、数学」で検索をしてみたところ、
こんなウェブサイトが見つかりました。
マス・カンガルー
しかも親切なことに、10年分の過去問も
インターネットで閲覧出来るようになっているので、
大会に向けて準備をしたい子は、
過去問をダウンロード出来るようになっているんですね~!
試しに、2017年の過去問(3・4年生向け)を見てみたところ…
ぶ、文章題の比率が高い…!
これは算数の問題というより、ドイツ語力が試されてるなと感じました。
例えば、こんな問題が出るようです。
Q:図工の時間に、クラスの皆が鉛筆を削りました。
鉛筆の数は合わせて39本です。
クラスの8人は1本ずつ削り、5人は3本ずつ、残りのクラスメイトは
2本ずつ削りました。さて、このクラスの生徒の数は何名でしょう?
A) 21人
B) 23人
C) 24人
D) 27人
E) 31人
他には、立方体の展開図や空間認識能力を試す問いなど、
算数というよりもIQテストのような問題もありました。
担任の先生は「難しいから一問も解けなくても落ち込まなくていいよ^^」
と参加する子供たちに言い聞かせているそうですが、
やるからにはちょっとは準備したい(させたい…!)
というわけで、毎晩寝る前にタブレットで過去問を漁って、
どれが解けるかな、分からなかったらどう説明しようか…
なんて考えを巡らせています。
この年になって毎晩ドイツ語で
算数の文章題をやることになるとは思いませんでしたが、
来たる3月15日の算数コンペまで頑張りたいと思います^^;)
平昌オリンピックもベルリン国際映画祭の映画も観ていませんが
アツい2月、3月になりそうです!
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