夏休み前というのは何かとイベントが多いものでして、
先日も中学生の息子が所属しているバンドのライブに行って来たのですが、
これがまた、行ってみたらメチャクチャ遠い…涙
Dabei Festivalという名前の野外イベントだったのですが、
なんと開催時間の二時間ほど前に激しい雷雨が…。
息子は演者なので音響チェックなどで先に会場入りしていたのですが、
ちょうど雷雨の時間と重なっていて全身ずぶ濡れで到着したそうです。
そんな天気なので私は「行きたくない行きたくない行きたくない…」と繰り返しながら
もんどり打っていたのですが、知り合いが誰も観に来ないのは流石に可哀想なので
重い腰を上げて雨具装備で行きましたよ。
私、野外フェスとか好きなタイプじゃないのに…。
会場は、ベルリンの南、テンペルホーフに位置するMalzfabrik。
かつては麦芽工場だったこの建物&敷地は、
現在はワークショップやイベントなど多目的に利用されており、
とても雰囲気ある場所なのですが、
公共交通機関で行くと、お世辞にもアクセスが良いとは言えない場所なんですね…。
まず、最寄り駅Südkreuzの駅前が開けておらず、
地図を見ても分かりにくい上、駅からまあまあ遠い。
地図上では1.1km、徒歩16分とあるのですが、迷う分を加算すると、
軽く徒歩30分は見ておいた方がいいですね(私が方向音痴なだけですね、スミマセン…)
そして会場前の通りも、やたら車がビュンビュン走っていたり、
歩道がない場所があったり、歩行者用の赤信号がやたら長かったりで、
いろんなハードルを越えてようやく着いた頃には、
雨は止んでいましたが今度はカンカン照りで、ぐっっったりでした。
ベルリン市内なのに、世界の果てに来た感ある…。
ライブ自体はとても盛り上がったので、ガンバって来た甲斐あったのですが、
次回は誰かの車に乗せてもらいます。
と、さんざんネガキャンしておいて何なのですが、
このMalzfabrik、ちょっとした池があったり野生の花が咲いていたりして、
とても素敵なロケーションなんですよ。
参加者が映っていない画像なので、さびれた雰囲気ですが、
実際は盛り上がっていました!
この日は疲れていたこともあって、あまり良い写真が撮れなかったのですが、
公式の写真と動画が素晴らしいので、気になる方はぜひ見てみてください。
廃工場のスチームパンク感とのどかな自然がとても絵になる場所です。
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