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今月21~24日まで開催されていた
ライプツィヒのブックフェアに行ってきました。

今回は、漫画「東京喰種」&「東京喰種:re」の
ドイツ語版を出版しているKazé Mangaさんの企画で
漫画&アニメの翻訳家をゲストにトークショーをする、
というイベントがあったため、
アニメの翻訳を手掛けたAlexandra Klepperさんと一緒に登壇し
漫画翻訳家になるまでの経緯や、グールの翻訳について
一時間ほど語らせて頂きました!

翻訳家、という職業柄、普段表舞台に出ることはほとんどない私ですが、
日頃から翻訳の仕事を通して感じていることなど話す機会を頂き、
とても貴重な体験が出来ました。
トークショーに招待して下さったKezé Mangaさんには大・大感謝です!

「東京喰種」という読めば読むほど謎ばかりの作品を
どのようにドイツ語に訳したか、という質問もあったので、
「re:」のサブタイトルに込められた謎を例に挙げ、
ちょっとマニアックな話にもなってしまいましたが、
お話を聞いて下さった方に少しでも刺さるものがあれば嬉しいです。

作品同様、作者の石田スイ先生もまた謎に包まれた方ですが、
グールの連載後に先生が応じられた、各メディアのインタビュー記事の内容も
ドイツの読者の皆さんに紹介することが出来ました。
最終巻を読み解くためのErgänzung(補足)になればいいな、と思っています。

当日はトークショーのことばかり考えていたので
ブックフェアの写真を撮るのをすっかり忘れていましたが、
Kazé Mangaさんのツイッターやインスタグラム、フェイスブックのアカウントにて
トークショーの写真を見ることができます。

ツイッター:
https://twitter.com/KazeDeutschland/status/1109775082250035200

インスタグラム:
https://www.instagram.com/p/BvY4qSXFH-w/


追記:
コスプレイヤーのレベルも高くお祭りとしても楽しいイベントなので
来年は一般参加で行ってみようかなと思っています!


まだ肌寒いけれど、やっと日が長くなってきたと思ったら
もう三月ですね。

さてさて、今朝、顔を洗うときに
Tシャツの胸のあたりが濡れてしまって
ふと気がついたのですが…。

アレっ、この洗面台って、位置高すぎない…?
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ウチの洗面台は別に小さくはないので
小さいから水が跳ねるのではなく
洗面台の位置が高すぎて服や腕が濡れてしまうんだと思うんですよ。
これは大・大・大発見!!

考えてみたらコンロやシンクも高くて
洗い物や炒め物をするとき手が疲れるし、
スーパーも手が届かない位置にジュースやお菓子が並べてあったりするし、
銀行や空港、ドイツ鉄道のカウンターも高過ぎるし、
図書館やファストファッションのお店も、
踏み台もしくはスタッフさんの手助けなしには
取れないものが結構あったりします。
(※踏み台もなく売り子さんもいない場合は、
購入自体を諦めます、はい…)

ウィークリーマンションのバスルームの鏡も
やたら高い位置に取り付けてあって、
額までしか映らなかったり…。

これって、背の低い人(ちなみに、私は155cmです)や
子供たちのことを全然考えてくれてないよね?
と相方に愚痴ってみたのですが、
「それは少数派だし、子供は育つし」と取り合ってもくれず…。

おいおい、ドイツは第二次大戦以降
少数派に優しい国を目指すことを心がけて来たんじゃないのか?

少数民族や性的マイノリティに比較的理解があるドイツが
低身長には妙に厳しい気がするんですよ!
しませんか?しますよね、150㎝台の皆さん^^;)

最近はセクハラ、パワハラ、マタハラ、スメハラ、#Me Too運動など
いろんなハラスメントが可視化されて来ているので、
ここらで低身長ハラスメント、
「チビハラ」なんてものがあってもいいのではないかと思っております。

そういえば、こっちで買う服の丈や袖も
ほぼいつも長すぎるんですよねえ。
いや、これはただ手足が短いだけなのか…。

小さいのも悪くないと思うんですけどね。省エネで…^^;)

以上、#チビハラの回でした。
(それっぽくハッシュタグもつけてみました。バズるといいな^^;)

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以下、告知です。
漫画「君の膵臓をたべたい」下巻の
ドイツ語訳を請け負いました。
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お手に取って頂ければ幸いです!