残暑の厳しい頃ですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。


なかなかブログを更新する時間が取れませんが、

noteの方に書いたブログが意外にも伸びている(!)ので、

こちらにリンクしておくことにします^^;)


ホストクラブの初回に行って来た件【大人の社会科見学】

(外部、noteのブログにジャンプします)


フリーランスとして、お客様の懐に入る術は、

大変参考になりました!ぜひ見習いたいものです。




今日の園芸

2023年04月09日

こんにちは!

最近、ブログ更新をガンバっているケラーです。


さて、わたくし植物は何でも数週間で枯らしてしまうほど

園芸の才能に欠けた人間だったのですが、

ふと、窓辺が殺風景だから、プランター栽培なんかしてみよう!と思い立ちまして、

思い立ったが吉日、郵便局の帰りに近くの花屋さんでいくつか鉢植えを買ってきて、

寄せ植えを作ってみました。

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正直、花の名前もあまり知らなかったので、

テキトーによさげなモノを選んで来たのですが、

ヒヤシンスとパンジーだと思っていて、母にメールをしたら、

「何言ってるの、違うよ。それはムスカリとデイジーとプリムラジュリアンよ」と

早速訂正されてしまいました。トホホ…。


園芸を始めたのはまだ二月半ばだったので、雪が降る日もあり、

夜は家の中に入れたりして霜対策を取りつつ、

デイジーがうなだれているときは母にアドバイスをもらいつつ、

一カ月以上経った今でも、まあまあ元気に咲いてくれています。

ムスカリだけは旬を過ぎてしまったのか、花が咲き終わった感がありますが、

数日、数週間で枯らしていた私にとっては、これは最長記録です。


園芸を初めてみて気づいた事:


・特に何もしなくてもわりと元気で咲いてくれる種がある

・気にかけているのにすぐくたっとする花もある

・枯れかけの花を除去しないと、次の蕾に陽があたらない

・隣同士にしない方がいい花がある(?)


何種類か買ってきて観察していると、花も人間の子供と同じで、

手のかかる子と手のかからない子がいるんだなあといった印象です。

(ムスカリと勿忘草は、何もしなくても勝手に育ってくれるイイ子でした!)


デイジーがクタってきた時、しばらく置いとけばまた復活するかも、

なんて思っていたのですが、やっぱり元気にならず、

思い切ってしおれた花を取り除いたら、後続の花がどんどん成長してきたのも

まるで人間社会みたいだなと思ったり…。

年寄りがいつまでものさばっていると、若い世代が育たない!なんて言葉は、

そっくりそのまま寄せ植え界にも当てはまりますね。


園芸、始めたばっかりだけど、これは奥が深いな…。

あまり増やすと手が行き届かなくなりそうなので、

とりあえずはプランター二つを枯らさないようにガンバろうと思います。


先週に引き続き、二週間ぶりのブログ更新です(よしよし、頑張ってるぞ!)。


さて、先日「あつまれ どうぶつの森」で遊んでいたらですね、

たぬき商店に「ビデ」が出てきまして、

これまた珍しいものが!と驚きつつ、

そういやスペインやポルトガルに旅行に行った時、

ホテルにはバスルームにビデがあったのに、ドイツでは殆ど見かけないよな、

皆、清潔好きなのになんで?と疑問に感じまして、

ドイツでビデが普及しなかった理由について、

軽く調べてみた次第です。

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ちなみにドイツ語のウィキによると、1995年(ちょっとデータが古いですが、ご容赦下さい^^;)

ヨーロッパでのビデの普及具合は、

イタリア97%

ポルトガル92%

フランス42%で、

ドイツはたったの6%、だったそうです!


私にとって、身近なドイツ人といえば夫なので、

ビデについての意見を聞いてみたところ、


「形も変だし、場所取るし、トイレ二つも要らん」


とのことで、ビデなんかなくても全く困らないぜ!といった様子です。

おそらく、この国では多くの人が同じような意見なのではと思います。


で、ビデが普及しなかった理由ですが、

2017年のSüddeutsche Zeitungの記事によると、

ドイツ人はビデに対してネガティブなイメージがあるらしく、

何かいやらしいもののように感じてしまうそう。


これは第二次大戦中にドイツ兵がフランスの娼館を訪れた際に、

初めてビデというものを目にしたから、と書かれています。


それ以前、たとえば近世などでもドイツ人がフランスや南欧などで、

ビデを目にする機会は十分にあったと思うのですが、

携帯ビデショップ・BIDETLITYさんの、歴史的背景の説明によれば、


・質素な生活が推奨されていたため、ビデは贅沢品とみなされていた。

・プロテスタントやピューリタンの多い国(スイス、ドイツ、オランダ、英国)では、禁欲が理想とされ、美容、体のお手入れ、性生活に対する姿勢が控えめだった


などの理由で、ドイツではなかなか普及しなかったようですねえ。

もちろん、南欧に比べて気温が低く、空気が乾燥していて、

暑い日が少ない、汗をかきにくい、などの地理的条件もあると思います。

また、ドイツのバスルーム自体がシンプルな作りで、

必要最低限のものだけを置いているからということもあるでしょう。


同じドイツ語圏でも、ドイツよりオーストリアの方が

ビデの普及率は高いらしいんですけどね(そういえば、ホテルの部屋にありました)。

おそらく南に行けば行くほど、普及率は高まっていくのでしょう。


ちなみに今回のリサーチで、何だかんだ一番参考になったのが、

市井の意見がネットで読める、gutefrageというサイトでした。

「ビデってどう思う?」もしくは、

「ビデはどうしてドイツで普及してないんだと思う?」という質問に対して、


・ホテルとかに泊まった時、あればナイス!と思うけど、なくてもいい

・毎日シャワーを使えなかった時代に使われていた、過去の遺物

・(ビデがなくても)シャワーとトイレットペーパーがあるから平気

・ドイツには良い品質のトイレットペーパーがあるし、毎日シャワーを浴びれる環境にあるから必要ない


といった回答が寄せられていました。

私個人としては、ビデ自体が清潔なのか気になって

使うのをためらってしまいそうですが、

ドイツではなく南欧に移住していたら、ビデ文化にも慣れて、

「なくてはならない必需品!」になっていたのかもしれませんね。


以上、ドイツでビデが普及していない理由でした。


出典

Süddeutsche Zeitung

sz-magazin.sueddeutsche.de/raetsel-des-alltags/da-fehlt-doch-was-83611#:~:text=Wegen%20des%20w%C3%A4rmeren%20Klimas%20und,Unangenehmen%20oder%20Anr%C3%BCchigen%20anhaften%20blieb.


BIDETLITY

bidetlity.de/pages/geschichtliches-zur-podusche


半年ぶりのブログ更新、そして2023年初のブログです。

noteブログなんかもたまには書いているのですが、

こちらも四半期に一度くらいは更新できるよう頑張ります。


さて、二月某日、ブランデンブルクの保養地、Bad Saarowに行ってきました。

ベルリンから車で約1時間。

鉄道で行っても駅から宿やスパに徒歩で行けるので、車がなくても大丈夫。

ふらっと遠出したい時におススメです。

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Bad Saarowの駅舎

Bad Saarowの目玉は二つ:スパ&綺麗な湖です。

スパは豪華な温水プールといった感じですが、

波のプールや滑り台があるわけではないので、

家族連れが楽しめる場所というよりは

カップルや大人の団体旅行向きですね。

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息子を連れて行ったのですが、20分くらいで、

「あんま面白くないよね、ここ…」と言われてしまいました。

まあ、ここ、サマーランドじゃないですから^^;)

中学生くらいの子は、退屈してしまうかもしれませんね。


スパの傍にはウユニ塩湖と見まごうような、

水面の反射が美しいScharfmützel湖があります。

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二月に出来ることといえば散歩くらいですが、

夏場はこっちで泳いだり、ボートに乗ったりも出来るのかな。

サイクリングやジョギングをしても気持ちよさそうです。


今回は、私の誕生日旅行(が延びに延びて二月になった)ということで、

宿もスパのお隣りの便利で綺麗な☆4ホテルに宿泊したのですが、

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寝室のカーペットが砂模様…!

さすが保養地。ちょっと庶民には手が出ないような、

貴族のお屋敷みたいなホテルが、湖の周囲に結構あるんですねえ。

カップルや上品な老夫婦が多いのも納得です。

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ちなみにスパは16歳以下の子供が入れない曜日もあるそうで、

ファミリー向けの日、大人がゆっくりしたい日に分けてくれることで

どちらも満足、かと思いきや、「子供を閉め出すなんて何事だ!」と

クレームをつける人なんかもいるようです。

過去にはブルキニの女性ともひと悶着あったようで、

ドイツらしいというか何というか…。

個人的には、曜日で住み分けするのはいいと思うんですよね。

ファミリー層だって「始終イチャコラしてるカップルを子供に見せたくない!」って

思うかもしれませんしね笑


以上、Bad Saarowレポでした!


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以下、翻訳させて頂いた作品の告知です。

ドイツ語版・かぐや様は告らせたい18巻

01

MoMo the blood taker 5巻

02

好評発売中です。


すっかり秋らしくなったベルリンからのブログ更新です。


もう九月も半ばですが、先月はドイツ最大と言われるアニメイベント、

AnimagiC2022に、通訳・アテンドスタッフとして参加してきました。

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コロナ禍により、2020年、2021年は開催されておらず、

2019年以来のAnimagiCは、少し浮ついた表現を許して頂けるなら、


まさに… でした。

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一番人気のコスプレはこの人、カップヌードル君(?)


アニメ制作会社スタッフさん、アニソン歌手さんらのトークショーやコンサートのほか、

有志の方々によるミュージカルや管弦楽コンサートあり、

フィギュア、漫画、アニメグッズ、日本のお菓子など物販のコーナーありで、

やっぱりイベントはいいなあ…!としみじみ感じました。

そして、結城アイラさんの歌声に、ひたすら涙腺崩壊でした…。


また今回は、ピアニストのかてぃんさんこと、角野勇斗さんがゲストに来ていらっしゃって、

少しの時間でしたが、生演奏を聴くことができました(&サインも頂きました!)

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家宝にします。


それだけでももう感無量なのですが、スタッフとして参加している間、

ここ数年のコロナ禍中に少し成長して、日中ひとりで行動できるようになった息子に

「斉木楠雄のψ難」の斉木君の衣装を用意しておいたので、着てもらいました。

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写真を撮られるのは少し恥ずかしかったようです^^;)



普段お世話になっているドイツの漫画編集部の方々とも会ってお話ができ、

大変貴重な機会でした。

ここ数年は翻訳がメインで、家でただひたすら作業していることが多かったのですが、

スタッフ、一般客、どちらの形でも、これを機に

時々イベントには顔を出しておこうと思った次第です^^


少し遅くなってしまいましたが、以上AnimagiC2022のイベントレポ&雑感でした!


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